渥美研究所メールマガジン
国際的に活躍できる人材を育てる、というのが21世紀初頭からの日本の最重要課題の一つとなってきている。それについて、グローバル教育研究所の渥美育子代表と話し合う中で、2019年春から秋にかけて同研究所のメールマガジンに私の考えを発表する機会を与えられた。連載は11回に及び、私としても自説を十分展開できたと思う。
第1回
「グローバル人材」は「英語ができる」は、大いなる誤解だ
「21世紀はグローバル化の時代」を枕詞に、今日、政府・経済界あげて「グローバル人材の育成」を日本の喫緊の重要政策課題に掲げている。その「グローバル人材」とは、日…
第3回
グローバル人材に最も重要な資質は何か
第1回で私は、英語はグローバル人材の必要条件でも十分条件でもない、と言った。ではグローバル人材の条件=資質は何か、特にその中で最も重要な条件は何か。 私は自分が…
第4回
「英語教育は早ければ早いほど良い」はウソです
とにかく大変な「英語ブーム」である。都会の電車内の広告には英会話学校の広告が目立つ。書店を覗けば、英会話速習法が大量に出ている。それも「小学校から英語が必修にな…
第5回
「バイリンガル」願望とその落とし穴
日本人の間で「英語は早くから覚えさせた方が良い」という考えは、信仰にも似て根強く、しかもこの数年、小学校英語の義務化に伴って急速に広がっている。子どもを「バイリ…
第6回
英語教師は「グローバル人材」育成教育に不向き!?
今、高校・大学で「グローバル人材」の育成教育を担当しているのは、たいてい英語教員だ。「国際理解教育は英語教師の役割」という考えが前提になっている。だがそれは大き…
第7回
地域活性化のカギを握るのは「グローバル人材」です
1. 秋田で郷土学を広める 2004年に秋田で国際教養大学を開学して以来12年間、秋田に移り住んで、最初に感激したのが自然の四季折々の美しさと海・山・里の豊富な…
第8回
「グローバル人材」には女性の方が向いている!
現在、「グローバル人材」というと、能力の高いビジネスマン、つまり男性、というイメージが広がっている。だが、私は最近、女性の方が「グローバル人材」に向いているので…
第9回
大学入試再考(1)「政治主導」で進む教育行政
この11月1日、初入閣して2か月足らずの荻生田文部科学大臣が、今年度末の大学入試から予定していた外部英語試験の導入を「延期」する、と発表して、大学入試のあり方が…
第10回
大学入試再考(2)「政治主導」の原点は1980年代の中曽根内閣の臨時教育審議会
2020年度から実施される「大学入試共通テスト」について、先月、英語で外部の民間試験の導入が延期になったのに続き、今月17日には、国語と数学の「記述式」問題を大…










